原監督が思い描く最強打線完成はいつ?

 球団創設80周年を迎える今季の巨人。リーグ3連覇、そして日本一奪回が至上命令であることは言うまでもない。そのカギとなりそうなのが自慢の強力打線だ。

 開幕戦は1番坂本、2番片岡、そして3番長野、4番村田、5番阿部のクリーンアップを組んだ。結果、14安打12点の猛攻で圧勝。だが、これが完成形ではない。

 原監督は常々、こう話している。「オールスター明けくらいに(打線が)固まればというくらいの。そういう感じ」。妥協は一切しない。「これでもか、これでもかと」オーダーの組み替えを行う方針を固めている。つまりシーズン中の7月以降に、最強打線を完成させるつもりだ。

 「3番、4番を守るのは5番。5番を守れるのは6番」が持論の指揮官。上位から下位打線まで相手に脅威を与える破壊力を持ち、まったくスキのないオーダーこそが思い描く最強打線だろう。

 昨季も大胆にメスを入れた。8月。低迷していると判断すると不動の4番阿部を3番に入れる新オーダーがずばりとはまった。今季も野手陣の状態やチーム状況をにらみながらシャッフルする可能性は否定できない。

 昨季よりも野手は戦力が強化された。内野陣では片岡、井端が新加入。外野ではキューバ出身の新助っ人、アンダーソンが加わった。若手でも橋本、藤村が台頭。昨季もいた主力に加えてバリエーションも豊富で、変幻自在のオーダーを組むことが可能になった。

 原監督の視線の先にはレギュラーシーズンはもちろんだが、日本シリーズの決戦があることは言うまでもない。昨季、楽天が相手の日本シリーズで敗れた。その悔しさは今も忘れていない。

 「3勝3敗、あと1つ。これを勝つことができなかった。1つの勝利を取ることができなかった」。短期決戦でも十分機能し、力を発揮する打線の完成こそが“究極”の目標だろう。

 今季は、球団創設80周年を迎える“節目”。歴史と伝統を誇る巨人軍としては絶対に勝つことが求められるシーズンとなる。「ジャイアンツ創設80周年。新しい歴史、時代をつくる」と原監督。そのためにもニューバージョンの最強オーダーを完成させることは不可欠なのだ。

(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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