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巨人とソフトBはFA3選手獲得狙いか

 プロ野球のフリーエージェント(FA)宣言選手8人が14日、公示された。15日から全球団との交渉が可能となる。

 国内FA権を行使したのは阪神・久保康友投手、中日・中田賢一投手、広島・大竹寛投手、西武・涌井秀章投手、西武・片岡治大内野手、日本ハム・鶴岡慎也捕手、ソフトバンク・山崎勝己捕手。巨人の小笠原道大内野手は2度目のFA権行使で、制度上、自動的に海外FA権の行使となる。メジャー挑戦などではなく、中日との交渉に臨むことになりそうだ。

 今のところ人気が高そうなのが大竹と中田。大竹には巨人、ソフトバンク、楽天が興味を示しており、中田には阪神、巨人、ソフトバンクの3球団に加え、今後、ヤクルトも獲得に乗り出す可能性がある。

 注目すべきは巨人、ソフトバンクともに3選手の獲得に動く可能性があるということ。巨人は大竹、中田、片岡、ソフトバンクは大竹、中田、鶴岡。FA宣言選手が20人以下の場合、FA選手の獲得は1球団2人までだが、Cランクの選手は含まれない。中田はCランクと推定されており、3選手の同時獲得も可能となる。

 また、久保についてはこれまでDeNAが熱心に獲得調査を進めてきた。今季、最下位からは脱出したが、課題が先発投手にあることは明らかだ。久保を2桁勝てる先発投手と見込み、池田球団社長は14日、「早々に行動します」と速攻アプローチを予告した。

 涌井はロッテが獲得に乗り出す方針を表明。先発としての起用を考えている。

 小笠原は巨人の来季戦力構想から外れており、その上でのFA宣言となると珍しいパターン。ただ、移籍先での年俸は上限こそ前年からの現状維持だが、下限はない。FA選手とはいえ、今季の7000万円から大幅減での契約となる可能性もある。

(デイリースポーツ・岩田卓士)

 <FAに関する主なルール>

 ◆FAランク FA宣言選手の今季の年俸に基づき、A~Cのランクに分けられ、Aは球団内で上位1~3位、Bは4~10位、Cは11位以下。A・Bランクの選手が補償(人的及び金銭)対象選手となり、Aランクは年俸80%か人的補償+年俸50%、Bランクは年俸60%か人的補償+年俸40%。Cランクの選手は人的、金銭補償ともに不要。

 公示された8選手の、推定年俸をもとにした予想ランクは次の通り。

 A=大竹、涌井 B=久保、鶴岡、片岡 C=小笠原、中田、山崎

 ◆獲得人数 1シーズンのFA宣言選手が20人以下の場合、FA選手の獲得は1球団2人まで。ただし、Cランクの選手は補償対象ではないため、これに含まれない。

 ◆移籍先での年俸 FA宣言選手の翌シーズンの年俸は現状維持が上限。減額に関しては無制限。

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