服部勇馬は７３位完走 ゴールに倒れ込み、車いすで運ばれる 懸命のラスト
「東京五輪・陸上男子マラソン」（８日、札幌大通公園発着）
服部勇馬（２７）＝トヨタ自動車＝は歯を食いしばりながら７３位でゴールした。直後に倒れ込むと、すぐにスタッフが駆けつけ、車いすで運ばれた。
キプチョゲが金メダルを決めてから２１分３０秒後のゴールとなった。顔をしかめ、足を引きずるようにしながら、最後の直線を走り抜いた。タイムは２時間３０分８秒だった。
中間点手前で服部は先頭集団から離され始めた。
今大会をラストレースと位置づけていた大迫傑は冷静に、かつ懸命の走りを続け６位でゴール。中村匠吾は６２位だった。
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