平野歩夢“二刀流”区切りも「終わっても終わってない挑戦」すぐにスノボで北京五輪へ
「東京五輪・スケートボード男子パーク・予選」(5日、有明アーバンスポーツパーク)
スノーボード男子ハーフパイプ五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(22)=TOKIOインカラミ=が、日本男子初、女子を含めれば5人目の“二刀流”夏冬五輪出場を果たした。62・03点で14位に終わり、8人で行われる決勝進出を逃した。
決勝には残れなかったが、やり切った。誰よりも高いエアー(空中技)など持ち味を発揮し、演技を終えると大きな拍手に包まれた。「楽しく自分の滑りができて終われたので、悔いなく、この場に立たせてくれた環境や、周りの人たちにありがたいなって思いが一番」と、すがすがしく語った。
18年平昌冬季五輪で2大会連続の銀メダルを獲得した後、「誰もやっていないことに意味がある」と夏季新種目のスケートボード挑戦を表明。19年の国内選考大会で優勝し、五輪予選大会でも着実に成績を残して、東京五輪のパークに立った。
決勝には進めなかったが、「勝ち負けっていうよりも、この場に立てていることだったり、自分の納得いくことを表現したい気持ちが強かったので、どこまでいけるのかという挑戦ができたかな」と納得の表情。「つらく苦しい時期はあったが、人がやってないことを選んだわけなので、この場に立てたことを考えると、確実に今の自分を強くさせてくれた。悔いなく今日を終えられた」とうなずいた。
これで“二刀流”は一区切りとなるが、半年後には北京冬季五輪が控えている。「この後もすぐスノーボードに切り替えて、そっちもそっちで(挑戦)。ずっとスノーボードから離れている期間もあるので、周りのレベルも高いし、半年でどこまでやれるか。これもまたチャレンジ。終わっても終わってない挑戦の流れでもあるのかな」と既にネクストステージを見据えていた。
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