張本智和「シングルスでできなかったプレーを」悔しさ胸に団体戦で奮闘

 卓球男子団体戦シングルス第3ゲーム スマッシュが決まりガッツポーズをする張本智和(撮影・堀内翔)
 卓球男子団体戦シングルス第3ゲーム ラリーを続ける張本智和(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・卓球男子団体・1回戦」(2日、東京体育館)

 世界ランキング3位の日本(水谷隼、丹羽孝希、張本智和)が、同23位のオーストラリアと対戦。オールストレート勝ちの3-0で危なげなく初戦を突破し、準々決勝に進出した。

 初戦を終え、3選手のコメントは以下の通り。

 水谷「今日はみんなストレート勝ち。非常にいい入りができた。一個一個のプレーを大事に、かみしめながらプレーしたい」

 丹羽「練習はたくさん積んでいた。(水谷とのコンビでの)試合は2年ぶり、非常にいいプレーができた。シングルスが終わって5日間、切り替えてベストを尽くしたい」

 張本「今日はストレートだったが、明日からはもっとレベルが上がる。シングルスではできなかったプレーをしたいと思います」

 水谷、丹羽がダブルスで3-0(11-7、11-3、11-8)。続くシングルスでは張本が3-0(11-4、11-9、11-7)。個人戦では無念の4回戦敗退だったが、しっかり役割を果たした。

 伊藤美誠との混合ダブルスで金メダルを獲得している水谷は今大会初のシングルスで3-0(11-4、11-1、11-9)で勝ち、完勝した。

 次戦はアメリカ-スウェーデンの勝者と対戦する。

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