堀米雄斗が金メダル 新種目のスケートボード・ストリートで“やっべ~”演技
「東京五輪・スケートボード男子ストリート・決勝」(25日、有明アーバンスポーツパーク)
日本の堀米雄斗(22)=XFLAG=が37・18点をマークし金メダルを獲得した。
堀米が1つの技を披露する「ベストトリック」の4本目に難易度の極めて高い技を成功させ、高得点の9・50を獲得。会場に鳴り響く拍手に応じた。
この時点で1位に立った堀米。プレシャーをかけられたライバル選手も大技に挑戦するが、失敗が続いた。
最後の1本。堀米は見事に成功させ、またも大きな拍手。9・30点で得点を37・18点に伸ばした。
中継では解説を務めたプロスケートボーダーの瀬尻稜さん(24)のフランクかつ、分かりやすい解説も話題になった。堀米の大技成功に「やっべ~」、「かましてきましたね~」と感嘆の声を漏らしつつ、的確に技の特徴も解説していた。
同種目は、持ち時間内で複数の技を含んだ演技を行う「ラン」を2本、1つの技の難易度・出来栄えを競う「ベストトリック」を5本行う。計7本の演技のうち、点数の高い4本が採用され、選手の得点になる。
堀米はランでやや出遅れたが、ベストトリックで9点台の演技を5本中4本成功させ、逆転で勝利した。