高橋 涙の逆転五輪!3枠目に滑り込み
2013年12月24日
「フィギュアスケート全日本選手権・最終日」(23日、さいたまスーパーアリーナ)
日本スケート連盟は23日、全日本選手権終了後にフィギュア委員会などを開き、14年ソチ冬季五輪の日本代表を発表した。注目の男子シングルは、右すねの負傷のため全日本では5位に終わった高橋大輔(27)=関大大学院=が選出され、日本のフィギュアで初の3大会連続代表となった。3枠目を全日本3位の小塚崇彦(24)=トヨタ自動車=と争ったが、これまでの実績が評価された。男子は高橋のほか、羽生結弦(19)=ANA、町田樹(23)=関大=が順当に選出された。
今大会流した2度目の涙には、複雑な感情が入り交じっていた。代表として名前が呼ばれ、リンクに姿を見せた高橋を、誰よりも大きな声援が包み込む。マイクを握っても、なかなか言葉が続かない。「え~っと…色んな言葉を考えていたけど、決まってからなかなか思う言葉が見つからないです」。喜びと、バンクーバーでともに戦った小塚への思い、そして自戒‐。そのすべてを整理して言葉にするには、まだ時間が必要だった。
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