元世界記録保持者・渡辺一平、準決勝進出もライバルのタイムに「速っ!」を連発 全体の5位で通過
「パリ五輪・競泳男子200m平泳ぎ・予選」(30日、ラデファンス・アリーナ)
元世界記録保持者で2大会ぶり出場の渡辺一平(27)=トヨタ自動車=は2分9秒86で予選3組で3位に入り、全体の5位で準決勝進出を決めた。
渡辺は得意の前半を2位で折り返すと、3着に入った。レース後のインタビューでは、「緊張した部分はあったんですけど…速っ!落ち着いてレースはできたかなと思います」と後の組で泳いだレオン・マルシャン(フランス)らライバルの好タイムに思わず声を上げた。
準決勝に向けて、「ある程度のタイムは必要だと思いますし…。えーと、速いなあ~。非常に全選手、調子がいいのかなあと思います。いい勝負ができるように頑張っていきたい」と、ここでも「速い」を連発していた。
8年前のリオデジャネイロ五輪では200メートル準決勝で五輪記録を出しながら、決勝で6位に終わった。それだけに「今回はメダル獲得、日本記録更新を視野に頑張りたい」と意気込んでいた。
5月の欧州グランプリでは200メートルで3戦全勝と好調で「本番では誰よりもレースを楽しむことを大事にしたい」と語っていた。
◆渡辺一平(わたなべ・いっぺい)1997年3月18日、大分県津久見市出身。佐伯鶴城高から早大に進学し、2016年年リオデジャネイロ五輪の男子200メートル平泳ぎは6位だった。17年1月の東京都選手権で、当時の世界記録2分6秒67を樹立した。世界選手権は17年、19年の両大会で3位。193センチ、89キロ。
