金メダルの深田茉莉は歓喜の涙「信じられない」「スノーボードをやってきて心から良かった」3回目でスコアを伸ばす

 「ミラノ・コルティナ五輪・スノーボード女子スロープスタイル・決勝」(18日、リヴィーニョ・スノーパーク)

 深田茉莉(19)=ヤマゼン=が金メダルを獲得した。ビッグエア金で2冠を狙った村瀬心椛=TOKIOインカラミ=が銅メダルとなった。

 表彰式後、深田は「まだ信じられないし、ここまでやってこられて良かった。スノーボードやってきて良かったと心から思えた瞬間でした」と感無量の表情。「(金メダルは)すごく重くて、今までが詰まっているような気がします。今自分がここに立っているのは皆さんのおかげ。本当に感謝しかないです」とうなずいた。

 深田の決勝1回目はジャンプセクションの最初に着地に失敗して転倒。だが、2回目はフロントサイド720などを綺麗に決めて85・70の高得点をたたき出し、トップに立った。3回目はさらに技の精度を上げ、スイッチバックサイド1260を決め、87・83のスコアと伸ばした。金メダルが確定すると、歓喜の涙を流した。

 深田は村瀬心椛が金メダルに輝いたビッグエアは9位に終わった。「(五輪は)他の大会と違って、重圧もあった。4年に1度の特別感があった。ここで決めきれるような選手になりたい。いい学びになった」と課題を口にしていたが、ここ一番で会心の滑りを見せた。

 周囲の支えに、「ビッグエアで悔しかったが、スロープもあると切り替えて周りの人からも声をかけてもらい、自信がついてできたラン。スイッチバックはずっとやってきた技。その技で立てたのは嬉しい。皆さんありがとうございました」と笑顔で頭を下げた。

 ◆深田茉莉(ふかだ・まり)2007年1月1日生まれ、愛知県みよし市出身。13歳で本格的に競技を始め、15歳でW杯ビッグエアで初出場初優勝。ヤマゼン所属。

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