【五輪サイドストーリー】同じリンクで練習した羽生結弦さんからもらった宝物が夢を後押し 佐藤駿が銅メダル獲得

 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(13日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 男子フリーが行われ、五輪初出場の佐藤駿(22)=エームサービス・明大=はフリー186・20点、合計274・90点をマーク。銅メダルを獲得した。

 スーパースターの演技に胸焦がれたあの日から目指し続けた大舞台で、佐藤はメダルを手にした。羽生結弦さんを追いかけ、何年もただまっすぐに追いかけてきた夢は、ミラノでかなった。

 5歳の時、羽生さんと同じ「アイスリンク仙台」でスケートを始めた。佐藤は「小さい頃、同じリンクで練習とかもしていた。すごく優しくしてくれた」と、羽生さんとの日々を振り返る。「羽生さんの演技はすごく心に残っている。自分も見ている人に勇気を与えられる、感動を与えるスケーターに」と憧れの人を手本に走り続けてきた。

 羽生さんにもらったペンダントは宝物だった。世界大会に出場するときも、ティッシュケースに入れていつも持ち歩く。「失くしたらアレなので…、しっかりとしまって。試合の時には持っています」と笑う。お守り代わりのペンダントが、佐藤の背中を押した。

 五輪を目指したのは、14年ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生さんのSPを見たことがきっかけ。今でも、試合には羽生さんの現役時代の動画を見てから臨むのがルーティンとなっている。

 今大会も、羽生さんの「SEIMEI」を見てからリンクに飛び出した。SP前は見られなかったといい「それが良くなかったのかな」とおどける。追い続けてきた背中に、少し近づいた気がした。

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