悲願金届かずのスコッティ・ジェームズ「優斗は本当に頑張った」と戸塚を称える 表彰式でも悔しさ露わ 人形をファンに投げ込み日本選手驚く 足早に去ろうとする場面も
「ミラノ・コルティナ五輪・スノーボード男子ハーフパイプ・決勝」(13日、リヴィーニョ・スノーパーク)
3大会連続出場の戸塚優斗(24)=ヨネックス=が2回目で95・00の高得点。金メダルを獲得した。初出場の山田琉聖(19)=専門学校JWSC=が92・00点で銅メダル。悲願の金メダルを狙ったスコット・ジェームズ(31)=オーストラリア=は銀メダルに終わった。
18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルで、今大会は予選1位。悲願への機運が高まっていたジェームズだったが、会心の出来だった2回目の試技が戸塚にわずかに及ばず93・50点。3回目じゃ最後の最後に転倒し、金への夢は散った。
表彰式でも悔しさは隠しきれず、名前を呼ばれて台に上がったが、笑顔はなし。涙を拭った、記念撮影の後、マスコットの人形をファンに向けて投げ込み、山田が驚きの表情をみせる場面も。その後、足早に去ろうとしたが、スタッフに促され、再び記念撮影に戻っていた。
取材では「この決勝に参加できたことは本当にクレイジーな経験だった。もう少しいい滑りをみせたかったが、うまくいかなかった。でも、それが競技。正直いうと2回目の演技はあまりよくなかった。1回目に着地できていれば、もっと良い点が出たと思う」と振り返り、戸塚については「優斗は本当に頑張った。いつもトレーニングを見ているが素晴らしい戦いに勝利した。おめでとう」と称えた。
