金メダルの戸塚優斗 表彰式で涙が止まらず「夢が叶った」過去2度五輪の悔しさ晴らす「何回も辞めようと思った」
「ミラノ・コルティナ五輪・スノーボード男子ハーフパイプ・決勝」(13日、リヴィーニョ・スノーパーク)
3大会連続出場の戸塚優斗(24)=ヨネックス=が悲願の金メダルを獲得した。
1回目で1440を連続で繰り出すなど、高難度の技を難なく成功。91・00で2位につけると、2回目はさらに難度を上げた。トリプルコーク1440のコンボなど大技を次々と成功し、高得点を確信するガッツポーズ。95・00でトップに立ち、金メダルをつかんだ。
3度目の五輪で悲願の金メダル。表彰式では自分の名前が呼ばれる前から涙が止まらず。表彰台へ上がると、顔を覆って男泣き。銅メダルの山田とグータッチ、銀メダルのジェームズと熱い抱擁を交わした。
「本当に夢のひとつがかなった」と戸塚。過去2度、五輪の悔しさを晴らし、「オリンピックという舞台に苦手意識があり、緊張する気持ちを抑えきれなかったが、今日は落ち着いて1本目も滑れましたし、成長しましたね」とうなずいた。
挫折を乗り越えてつかんだ頂点。「この何年かやってきたことが報われた。涙が出ちゃいました。感動したし、いろんな人に支えられてここまでこれて。何回も辞めよう辞めようと思ったが、いろんな人に支えられてここまで来られて、感謝してます。(金メダルは)ぴかぴかで重いし、重さ以上のものが詰まってますね」と感謝の思いを口にした。
◆戸塚優斗(とつか・ゆうと)2001年9月27日、横浜市出身。3歳からスノーボードを始め、小学3年からハーフパイプに取り組む。2017年に全日本選手権優勝。18年平昌五輪11位。22年北京五輪10位。神奈川・光明学園相模原高を卒業後、日体大に進学。ヨネックス所属。169センチ、64キロ。
