六甲おろし流れる甲子園から五輪へ サンテレビ社員・藤木豪心が男子モーグル予選に挑む 阪神ディレクターとスキーヤーの異色“二刀流”
「ミラノ・コルティナ五輪・フリースタイルスキー・男子モーグル・予選」(10日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)
六甲おろしが鳴り響く甲子園から雪山へ-。プロ野球阪神戦の中継で知られるサンテレビの社員・藤木豪心(28)=イマトク=が五輪の大舞台で予選に挑む。
2023年にサンテレビに入社した藤木は、競技に打ち込む一方で阪神戦の中継スタッフや情報番組「熱血!タイガース党」のディレクターなどを担当。もともと18年平昌、22年北京五輪を目指したがかなわず、就職のタイミングで引退するつもりだった。
しかし、22年の全日本選手権で優勝。入社後もナイター中継の日は午前中にジムでトレーニングをしてから出社、深夜まで勤務する生活を送り、休暇を利用して大会に出場する中でW杯出場権を得たという。職場の協力もあり昨年10月下旬から休職して競技に集中。阪神の選手を取材する中で得たアスリートの視点を自らも取り入れ競技に生かし、夢舞台への切符をつかみとった。
「憧れの舞台に立てるので攻めきって、最高のパフォーマンスをしたい」と意気込んでいた藤木。テレビマンとスキーヤーという異色の“二刀流”を貫いてきた藤木が有終の滑りを見せる。
妹・藤木日菜(武庫川女大大学院)も女子予選に出場する。
