スマイルジャパンが白星発進 フランスを3-2で振り切る 残り3分半で伊藤が勝ち越し点、前田が無人のゴールに追加点 アイスホッケー女子1次リーグ初戦

 「ミラノ・コルティナ五輪・アイスホッケー女子・1次リーグ、日本3-2フランス」(6日、ミラノ・ロー・アリーナ)

 初の4強入り&メダル獲得を目指す世界ランキング8位の女子日本代表「スマイルジャパン」が、今大会初戦で同15位のフランスに競り勝ち、白星発進した。

 1-1の最終第3P16分30秒に勝ち越し点を奪った。伊藤麻琴(トヨタシグナス)がパックを高く浮かせるハイショットを放ち、ゴール左上に決め、2-1と勝ち越した。

 さらに残り2分10秒で相手GKが攻撃に加わったためガラ空きとなった無人のゴールに、前田涼風(道路建設ペリグリン)が流し込んでリードを2点に広げた。残り約1分で一人が一時退場しパワープレーを強いられ1点を返されたが逃げ切った。4大会連続出場の主将、小池詩織(道路建設ペリグリン)は「この予選で1勝できたのは今後を戦う上で非常に重要な1勝だったと思う」と振り返り、「過去の大会でメダルを取れていなかったので、歴史を変えるつもりで臨みました」と話した。2点目を奪った伊藤は「入ると思っていなかったので、素直にうれしい。第1Pの最後に自分のミスで失点してしまっていたので、自分が取り返したいと思っていた。取れて良かった」と話した。

 第1ピリオド(P)は日本が序盤から猛攻を仕掛け12本のシュートを放ったが0-0。第2Pもなかなか相手ゴールをこじ開けられなかったが、18分34秒、交代でリンクに入った浮田留衣(ダイシン)にパックが渡りそのままシュート。これがゴールに入ってついに均衡を破った。しかし、直後の第2P残り18秒で失点。1-1で最終Pに突入した。

 日本はフランスに昨年2月の五輪最終予選で7-1で快勝。12月の国際大会では相手の2倍近くのシュートを放ちながら、なかなか得点につなげられず3-2の接戦での勝利となっていた。この日も同じような試合展開となったが、なんとか逃げ切った。

 スマイルジャパンは4大会連続5度目の出場。前回北京大会は初の準々決勝進出を果たした。今大会は初の4強入りとメダル獲得を目指している。

 アイスホッケー女子は10チームが出場し、1次リーグは世界ランクにより5チームずつ上位のA組と、下位のB組に分かれる。1回戦総当たりの勝ち点制で実施し、A組の全5チームとB組上位3チームが準々決勝に進出する。20分×3ピリオドの時間内に勝利すれば勝ち点3(敗者は0)が、延長戦かシュートアウトになった場合は勝者が勝ち点2、敗者に勝ち点1が与えられる。準々決勝はA組1位-B組3位、A組2位-B組2位、A組3位-B組1位、A組4位-A組5位が対戦。勝者は準決勝へ進み、敗者は1次リーグ終了時のランキングで5~8位となる。準決勝の敗者は3位決定戦を行う。女子は米国とカナダの力が飛び抜けておりどちらもA組2位以内が確実で、日本が準決勝に進むにはB組1位になることが求められる。

【女子日本代表メンバー】

〈GK〉ハロラン麗(イエンブロッツ)、増原海夕(道路建設ペリグリン)、川口莉子(ダイシン)

〈DF〉細山田茜(道路建設ペリグリン)、小池詩織(道路建設ペリグリン)、人里亜矢可(リンショピング)、志賀葵(モド)、関夏菜美(西武)、山下栞(西武)、佐藤虹羽(ダイシン)、秋本なな(道路建設ペリグリン)

〈FW〉浮田留衣(ダイシン)、前田涼風(道路建設ペリグリン)、床秦留可(リンショピング)、三浦芽依(トヨタシグナス)、小山玲弥(西武)、志賀紅音(ルレア)、輪島夢叶(道路建設ペリグリン)、伊藤麻琴(トヨタシグナス)、野呂里桜(ダイシン)、野呂莉里(ダイシン)、多田藍(ダイシン)、小平梅花(ダイシン)

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