スノボ・パラレル大回転 三木つばき涙の今季2勝目「神様からのプレゼント」五輪金へ勢い
「スノーボード・W杯」(31日、ログラ)
女子パラレル大回転でミラノ・コルティナ五輪代表の三木つばき(22)=浜松いわた信用金庫=が優勝した。今季2勝目でパラレル回転を含めて通算9勝目。予選をトップで通過した三木は、決勝トーナメントも順当に勝ち進み、約1週間後の大舞台へ勢いをつける勝利になった。他の日本勢は予選敗退。五輪代表の竹内智香(広島ガス)は26位、豊田亜紗(ヴィクトリア)は31位、男子で五輪代表の斯波正樹(TAKAMIYA)は22位、篠原琉佑(北海道東川町)は47位だった。
五輪前最後の実戦での勝利を決め、何度もガッツポーズした三木の目からは涙があふれた。昨年12月以来の今季2勝目。「メンタルの部分でずっと悩んでいた。優勝したら絶対に泣くだろうなと思っていたが、案の定だった。やっとつかめて本当にうれしい」と安堵(あんど)感をにじませた。
会場は海外でのホームゲレンデ。「五輪前最後がログラというのは神様からのプレゼントかなと思っている」と心待ちにし、この約2週間も同地を拠点に鍛錬した。周囲から「ログラはつばきが優勝する」と言われるほどの重圧もはねのけ、予選1位通過で圧倒。決勝トーナメントも力強い滑りが際立ち、同地での3年連続の頂点を守った。
前週のW杯には五輪2連覇のレデツカ(チェコ)が今季初参戦し、準決勝で当たって惜敗。ただ、手応えは深まっているといい「やりたいことができる確率がどんどん上がってきている」と自信を口にする。今大会にその五輪女王は不在だったが、自身2度目の祭典へは大きな弾み。22歳の日本のエースは「不安はない。今日の滑りをこれからの練習につなげていく」と気合を入れ直した。
