リザーブでカー娘支えたマリリンも号泣 チーム結成8年で感激の涙

 カーリング女子で銅メダルを獲得し、笑顔で手を振る藤沢(左)と本橋(共同)
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 「平昌五輪・カーリング女子・3位決定戦、日本5-3英国」(24日、江陵カーリングセンター)

 LS北見の日本は、ソチ五輪銅メダルの英国を下し、日本勢初となる銅メダルを獲得した。LS北見で主将を務め、今大会ではリザーブとしてチームを支えた本橋麻里も涙を流して快挙を喜んだ。

 チームの一員としてインタビューに応じた本橋は涙と笑いを交え「コメントなしでお願いします」と第一声を口にした。続けて「みんなにほんとうに感謝です。スタッフ、コーチ、選手、応援してくれた応援団全員に。ありがとうと言いたいです」と後輩たちの笑顔とともに言葉を続けた。

 勝利の瞬間をコーチ席で迎えたが、すぐに快挙を喜ぶ選手たちの輪に加わった。激戦を制した後輩たちを抱きしめる姿は、苦労をしてきた8年間を忘れるものでもあった。

 チーム青森の一員として19歳で2006年トリノ五輪に初出場。「マリリン」の愛称で一躍スターとなり、10年のバンクーバー五輪にも出場した。8年前に地元北見市にチームを結成。結婚、出産も経験しながらチームの精神的支柱として平昌五輪を支え、3度目の五輪でうれしい初のメダリストとなった。

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