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スノボ解説・中井孝治さん「かっこいい」納め ビッグエア、高難度に挑む心意気を解説

中井孝治さん=2006年撮影
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 平昌五輪のスノーボード競技でテレビ解説を務めたプロスーノーボーダーの中井孝治さんが24日、ビッグエア男子決勝で今大会最後の担当を終えた。穏やかな語り口調ながら、「かっこいい」などの単語を用いた解説は話題となったが、最後も「かっこいいですね」を連呼。スノボ競技の楽しさ、面白さを広めた。

 この日に担当したビッグエア男子は大きいジャンプ台からスピードをつけてジャンプし、縦、横の回転をしながら美しく、遠くへ飛ぶ技を競う。終盤、有力選手の1人マックス・パロット(カナダ)がトリプルコーク1800(斜め軸3回転を含む5回転)に挑み、惜しくも着地に失敗した場面では「あー!」と自分のことのように悔しそうな声を上げた。「絶対にこの技をやりたい、ということでこれを挑戦してきたということはかっこいいことです」と、見た目の「かっこよさ」ではなく、心意気の「かっこよさ」を解説した。

 中井さんの「かっこよさ」を語るスタイルは、平昌五輪を彩る名解説の一つとなった。「スタイリッシュ」、「渋い」という単語を用いた手法は、従来のスポーツではあまり馴染みがないもので、新鮮に受け取られた。反響の大きさは中井さんの元にも届いているようで、20日に更新した自身のブログでは「今までこんなに話題になったことはなかったので正直ビックリしていて、ブログアップすることに少し緊張しています」と恐縮していたが、女子のビッグエア予選を「ホントに皆すごくカッコ良かった!」とブログでも名言を用いて解説していた。

 この日のビッグエア男子決勝の結果を見届け、「全員が攻めていた滑りで感動をもらいました。ありがとうございました」と締めくくった。中井さんは日本の競技スノーボード界のパイオニア的な存在で、ハーフパイプ男子代表として02年ソルトレークシティーで5位入賞、06年トリノ五輪で14位(予選敗退)だった。

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