「3人が素晴らしい」小林強化部長脱帽 女子フィギュア2大会連続メダルなし

 「平昌五輪・フィギュアスケート女子・FS」(23日、江陵アイスアリーナ)

 SP1位のアリーナ・ザギトワ(15)=OAR=が合計239・57点で優勝した。世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(OAR)が銀メダル、ケイトリン・オズモンド(カナダ)が銅メダル。日本女子は2大会連続でメダルなしに終わった。

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は「表彰台の一角を狙いたいと思ったが、あの3人が素晴らしい演技をした」と脱帽。OAR(ロシア)勢との差が広がる中で、4年後へ向けた思いを口にした。

 「昨年末のジュニアGPファイナルでロシア勢は6人中5人。それは重くのしかかっている。ただ、変わっていくルールを考え、少しでも近づけるようにしていきたい」。

 来季は技の出来栄え点が11段階になるなどルールが改正されるだけに、まず早く適応することが求められる。

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