小平奈緒 フィギュア羽生結弦のオーラに刺激 スポーツ談義で“共演”も

笑顔で会見する小平奈緒=平昌(撮影・高部洋祐)
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 スピードスケート女子500メートルで日本女子初の金メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=が19日、平昌のジャパンハウスで一夜明け会見を行った。レース前日の17日にフィギュアスケート男子の羽生結弦(23)=ANA=が金メダルを獲得。「勇気をもらった」という小平は、羽生との“共演”を歓迎した。

 羽生が金メダル獲得を決めたフリー「SEIMEI」の演技は「テレビで見ました」と小平。同じ世界の頂点を目指すアスリートとして、羽生の姿は刺激的だった。「まずリンクに立ったとき、演技に向かう姿勢が違う。何も考えなくても技が決まりそうなたたずまいをしていたので、私もこんな雰囲気で行けたらいいなと感じた」。王者にしか出せないその“オーラ”に、レースへ向かう自身の姿を重ねた。

 「もし今後、羽生選手と話す機会があれば、ケガの期間にたくさん論文を読んだということなので、どんなものを読んだのか聞いてみたい」と小平。研究熱心で、スポーツ科学などさまざまな知識の習得に励む小平が、同じく学術的な思考を好む羽生と、スポーツ談義に花を咲かせる。そんな金メダリスト2人による“夢の共演”を熱望した。

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