陸上男子400リレー 歴史的バトンが日本へ 北京では“紛失”
リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した日本がつないだ緑のバトンが、記念として日本陸連に贈られることが20日、分かった。
バトンは運営側が管理し、レース後に係員が回収する。日本陸連によると日本が予選を突破した時点で、決勝で使うバトンを持ち帰れるように国際陸連に依頼し、大会組織委員会の厚意で贈呈されることになった。
08年北京五輪の400メートルリレーではアンカーの朝原宣治が銅メダル獲得に喜び、バトンを放り上げて「行方不明」になった。その後、中国側と交渉して譲り受けたものの、8年前の経験を踏まえて、今回は事前に「手配」したという。