頼もしすぎる15歳・美誠が銅メダル獲得に大貢献「楽しむことできた」

 「リオ五輪・卓球女子団体・3位決定戦」(16日、リオ中央体育館)

 27歳の福原愛(ANA)に負けじと、2人の“妹”も躍動した。15歳の伊藤美誠(スターツ)が福原と組んだダブルスで勝つと、第4試合のシングルスでは銅メダルを引き寄せる勝利。23歳の石川佳純(全農)は第2試合のシングルスで白星を挙げ、銅メダル獲得に貢献した。

 最後は15歳が勝負を決めた。第4試合を任された伊藤がロンドン五輪銅メダリストのフェンにストレート勝ちし、両腕を天に突き上げた。「五輪のメダルはこんなに重いんだなと。苦しい大会だったけど、最後は楽しむことができた」。第3試合のダブルスに続いて連取し、殊勲の銅メダルを胸に輝かせた。

 2歳でラケットを握り、卓球選手だった母・美乃りさん(40)の猛特訓を受けた。小学生時代、自宅に設けられた卓球台での練習は、夜12時の針を回ることもあった。「あれはきつかった」(伊藤)。今でも精神的なタフさの原点になっている。

 大きな武器は「大舞台でも緊張しない」という高校生離れしたメンタル。美乃りさんによれば「同年代の子よりも、人生経験を積まれた主婦の方とのほうが話が合うらしいです」。好物もビーフジャーキーやスルメという渋い15歳は、27歳の福原、23歳の石川という2人のお姉さんの中に入っても違和感がなかった。

 19歳で迎える4年後の東京五輪が期待されるが、「狙っている選手も多くて出られるかもわからない。まずは出場が目標」と伊藤。先輩2人と力を合わせたこの銅メダルの経験を生かす。

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