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原沢は銀!絶対王者・リネールに惜敗…観客からはブーイングも

銀メダルを披露する原沢久喜(左は金メダルにキスをするリネール)=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
リネール(右)に敗れしゃがみこみ悔しがる原沢久喜=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
決勝に敗れ悔しがる原沢久喜=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・柔道男子100キロ超級・決勝」(12日、カリオカアリーナ)

 原沢久喜(日本中央競馬会)は、この階級の絶対王者・リネール(フランス)に優勢負けで、銀メダルに終わった。2008年北京の石井慧以来となる100キロ超級での金メダルはならなかったが、日本男子は7階級制となってからは初めての全階級メダルの快挙を達成した。

 開始早々、原沢に指導。組み手争いを制すことができず、中盤には2つ目の指導も与えられた。その後も組み手を嫌うリネールに対し、残り30秒でようやく指導が入ったが、追いつくことはできなかった。リネールが組み合いに応じないことでかみ合わなかった試合内容に、観客からは大きなブーイングが起こった。

 絶対王者をあと一歩まで追い詰めた原沢だが「勝ってこそ意味がある」と厳しい表情。相手に組み手を嫌われ「なかなか自分の組み手になるチャンスが少なく、組んだときもチャンスをものにできなかった」と悔しがった。

 前回ロンドン五輪で史上初の「金メダルゼロ」に終わった柔道男子だが、今大会は初日の60キロ級・高藤が銅メダルを得てから、海老沼の銅、大野の金、永瀬の銅、ベイカーの金、羽賀の銅と6人が続けてメダルを獲得。決勝の後に「自分だけ負けたらどうしようとも思った」と正直な心境も明かした“アンカー”の原沢もメダルのバトンを落とすことなく大会をフィニッシュし、お家芸復活をアピールした。

 なお、前日までに男女の日本柔道チームのメダル数は、1992年バルセロナ、2004年アテネ両五輪の最多に並ぶ計10個(金3、銅7)に到達。この日は女子78キロ超級の山部佳苗(ミキハウス)も銅メダルに輝いており、過去最多を更新する12個のメダル獲得となった。

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