ASKA「剣道を五輪種目に」発言の真意を説明 韓国剣道は「見苦しい」

 覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などで14年に懲役3年(執行猶予4年)の判決を受けた歌手・ASKA(58)が11日、ブログを更新。幼少期から青春時代を捧げた剣道を「オリンピック種目に」とブログで訴えたことが物議を醸したことを明かした上で、「韓国剣道」への危機感や、「日本剣道の美」への思いからブログで提言したことを改めて自らの言葉で説明した。

 ASKAは7日のブログで剣道を五輪種目に、と訴えたほか、全日本剣道連盟が五輪参加を「拒否」していると主張し、“変化”を求め、提言も行った。

 11日のブログで、ASKAは「『剣道はオリンピックに参加すべきではない』という、現役剣士の話が、よく目につきました。このブログが切っ掛けとなって、世間に物議をかもしたようですね」と自身の発言がきっかけで賛否両論を巻き起こしたことを認めた。

 ロンドンに住んでいる時に「音符が共通語であるように、剣道も共通語だなぁと感じました」と明かし、ロンドンでは、「日本の剣道の美」を追及し、「いかに綺麗な剣道をするか」ということに徹していたことを伝えた。

 「韓国は、数年前に『剣道の起源は韓国である』と、世界に向けて発信しました」とASKA。韓国が剣道を五輪種目に、とアピールしていることに危機感を感じていることを説明し、「いつの間にかできあがってしまう国際ルールを食い止めるためにも、日本は、日本剣道を強く世界に向けて発信しなければならないと思っています」「日本古来の剣道を守るためには、剣道の発祥地、日本が世界へ向けて発信し『国際ルールを生ませない』という願いを込めての発言でした」とオリンピック種目にこだわる理由を改めて説明した。

 また韓国剣道について「韓国剣道の、試合における大げさなアピール、審判への抗議。日本の剣道にはない姿ですが、それが、間違っているとは思いません。韓国剣道で根付いた姿であり、育った剣道だからです。正しいと思ってやっています。しかし、やはり見苦しい」と見解を述べた。

 ASKAは長文のブログを「あくまで一個人の思い」として締めくくっている。

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