藤森、惜しい4位 3位と0秒16差大健闘

 「リオ五輪・競泳男子200m個人メドレー・決勝」(11日、五輪水泳競技場)

 初の五輪で堂々たる戦いを見せた。藤森太将(25)=ミキハウス=が男子200メートル個人メドレーで3位に0秒16差の4位と大健闘。悔しさをのぞかせつつも「今、出せる力は全部出せた。充実感はある」と胸を張った。

 スターのフェルプス、世界記録保持者のロクテ(米国)らと競った。最初のバタフライは7番手と出遅れたが、背泳ぎと平泳ぎで4番手まで浮上。最後の自由形では猛練習で知られる日体大で培ったスタミナで力泳し、ロクテらをかわした。

 父は日体大コーチで00年シドニー五輪銀メダルの田島寧子を育てた善弘氏で、自身も指導を受ける。これまでは世界選手権の出場経験もなかったが、家族の夢だった親子での五輪行きをかなえた。

 「ここまで連れてきてくれてありがとうと言いたい」。恩師でもある父への感謝をしみじみと口にした。

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