体操男子団体 家族も一丸で応援!!「応援が大きな支えに」

 「リオ五輪・体操男子団体・決勝」(8日、リオ五輪アリーナ)

 男子の団体総合決勝を行い、予選4位の日本(内村航平、加藤凌平、田中佑典、山室光史=ともにコナミスポーツ、白井健三=日体大)は合計274・094点で、04年アテネ五輪以来3大会ぶり7度目の金メダルを獲得した。

 体操男子団体の選手5人にとって、メンバーの家族一丸となった応援が大きな支えとなった。

 最後の演技となった内村の床運動は、スタンドの一角に集まった家族全員が固唾(かたず)をのんで見つめた。内村の母・周子さんは「まだ信じられなくて、涙も出てきません」と感極まった。白井の父・勝晃さん(56)は「こんな大舞台でようやりました」と息子をたたえた。

 加藤の母・由美さん(51)は「凌平は鉄棒の着地が良かった」と満足そう。代表のコーチを務める父の裕之さん(52)もスタンドに上がり、夫婦で抱き合って喜んだ。

 兄も姉も五輪出場経験があるのは田中。父・章二さん(66)は「最後の最後で、きょうだい3人の中で一番頑張ってくれた。末っ子が一番いいところを持っていった」。

 最初のあん馬でミスをした山室だが、その後はきっちりとフィニッシュまでやり切った。母・礼子さん(54)は「失敗しても最後まで諦めなかった。本当にお疲れさまと言いたい」とねぎらった。

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