反撃弾の浅野「1点の重みすごく感じた」 スピード生かし得点も競り負け

 日本-ナイジェリア 後半、3点目のゴールを決める浅野(16)=マナウス(共同)
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 「リオ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本4-5ナイジェリア」(4日、アマゾニア・アリーナ)

 日本の3点目を奪い、反撃のきっかけをつくった途中出場の浅野拓磨は「1点の重みをすごく感じた試合でもありました」としみじみと振り返った。

 自身が投入されたのは後半8分。スコアは2-4と2点を追っていた。「まずは裏への本数をどんどん増やして、チームの流れを変えながらもゴールという結果でチームの勝利に貢献しようと思っていました」と持ち前のスピードを生かそうと、相手守備ラインの背後に抜ける動きを繰り返した。

 形になったのは後半25分。左サイドのDF藤春が入れた低いボールに走り込んだ。1点は奪ったものの、それ以降はシュートを決めることはできず「追い付ける展開だと思っていたので、それをものにできずに悔しいです」「もっともっとチームのために動いて運動量を増やさないといけないかなと思いました。ゴールが入ると流れは変わると思うので、1点の重みをすごく感じた試合でもありました。チャンスも僕自身あったので、決められるようにならないとなと思います」と反省の言葉が多く出た。

 5失点してしまうと、チームとして勝利は難しくなる。浅野は「失点をチーム全体で減らしていかないと、この大会なかなか厳しい大会になると思うので、攻撃陣はいろんなバリエーションを増やしたり。今日、4点とってますけど、勝利につながるゴールを取っていきたいと思います」と前を向いた。

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