五輪メダリストパレードに50万人

笑顔で沿道の声援に応えるメダリストたち=20日午前、東京・銀座(撮影・会津智海)
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 ロンドン五輪メダリストによる「日本代表選手団メダリストパレード」が20日、午前11時から、銀座通り口~銀座8丁目の全長約1キロによって盛大に行われた。日本オリンピック協会によると、沿道に集まったファンの数は50万人。猛暑の中、日本列島を沸かせた主役たちに熱い声援が送られた。

 オープンカー2台、オープンバス5台の計7台に選手、役員が分乗。オープンカー2号には主将の村上幸史、旗手の吉田沙保里が乗り、その後もバスには陸上、水泳、体操、サッカーなどメダリストが勢ぞろいした。上空には取材のヘリコプターが飛び交い、銀座中央通りは歩道だけではなく、沿道に立つビルの中や、中央通りを横切る各通りの奥まで人があふれた。

 横断幕や、手作りうちわで選手の健闘をたたえる人も。約20分のパレードを終えた女子サッカーの沢穂希は「50万人と言われても、想像ができない。一生見ることのない数の人を一気に見た。たくさんの人の応援に感謝したい」と目を丸くすると、体操の内村航平は「キラキラしているぼくのうちわを持っている人がいて、よく作ってくれたなと思った」と笑顔。吉田も「初めての経験で、すごく気持ちがよかった」と顔を上気させ、興奮気味に振り返っていた。

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