佐藤、ラスト失速…決勝進めず
「ロンドン五輪・陸上男子5000M・予選」(8日、五輪スタジアム)
男子5000メートル予選1組で佐藤悠基(25)=日清食品グループ=は13分38秒22の12着で決勝に進めなかった。同棒高跳び予選では山本聖途(20)=中京大=が記録なしに終わった。男子十種競技は右代啓祐(26)=スズキ浜松AC=が出場し、最初の100メートルは11秒32の791点だった。
ラスト1周で勝負できなかった。佐藤は「最後につぶれてもいい」と覚悟を決め、1万メートル覇者のファラー(英国)やケニア勢とともに先頭集団についた。ペースの揺さぶりにも耐えて粘ったが、最後のスプリント勝負で大きく後退した。4日の1万メートルは周回遅れで22位。4年後は「トラックでもロードもいい」とマラソン挑戦の可能性も示しながら再起を誓った。
