北島ワイルドだぜぇ~!五輪本番もヒゲ

 ロンドン五輪競泳男子100メートルと200メートル平泳ぎで、前人未到の五輪3大会連続2冠を狙う北島康介(29)=日本コカ・コーラ=が19日、都内で練習を公開。拠点とする米ロサンゼルスから12日に帰国していた北島は20日の現地出発前、4月の日本選手権以来となる国内プールでの泳ぐ姿を披露した。精かんなヒゲを蓄えた“キング”は、本番でもヒゲのままで臨むと宣言。一段とワイルドになった北島が“世界の顔”としてロンドンでもにらみをきかす。

 ボクシングの具志堅用高、ラグビーの平尾誠二、プロ野球の下柳剛(楽天)…。ヒゲのアスリートは枚挙にいとまがないが、水の抵抗が気になる競泳では珍しい。頭に浮かぶスイマーは72年ミュンヘン五輪で競泳7冠に輝いたマーク・スピッツ(米国)。そのスピッツは口ヒゲだけだったが、北島はそれに加えてもみあげからつながるアゴと唇の下にもヒゲを蓄えた。そのまま、そらずに決戦に臨むというのだから、これぞ“サムライ魂”と言わずして何と言う。

 突っ込んだのは、取材に訪れていた“ハギトモ”こと萩原智子さん。側頭部を刈り込み、カールした髪を頭頂部で逆立てたヘアスタイルを指摘すると、北島は「(本番は)これでいきます。ヒゲも、これでいきます!」。聞かれていなかったヒゲの本番使用まで、自らはっきりと明言した。

 髪はキャップでカバーされるが、ヒゲはむき出し。それでも気にならないのが、絶対王者たる自信。この日は軽く流して泳いだ。「体感速度と水中姿勢を確認した。この4年間で100分の1秒しか上がってない。進化とはいえない。奥が深い。目標タイムとか特にない。相手がどうこうじゃない。フィーリング。競技を楽しみたい」。細かいことにはこだわらず、自由な気持ちが大事。その心境がヒゲという形になって表れたのかも。

 ただ参ったのが東京の猛暑だ。「こんなに暑いとは思わなかった。日本に帰ったのは失敗かな?寒い方がいい」。20日に「パンツだけ持って」ロンドンで代表メンバーと合流。冷夏で本格調整する。五輪では陸上ハンマー投げの室伏広治と「ワイルドだぜぇ~!」とばかりに“ヒゲの金メダル競演”が期待できそうだ。

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