阪神のドラ1・高山は背番号「9」

新入団会見を行う高山俊(右)、左は金本監督=リッツカールトン大阪(撮影・石湯恒介)
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 阪神の新入団選手発表会が7日、大阪市内で行われ、来季から加入する6選手が出席した。ドラフト1位・高山俊外野手(明大)が背番号9、同2位・坂本誠志郎捕手(明大)が背番号12、同3位・竹安大知投手(熊本ゴールデンラークス)が背番号42、同4位・望月惇志投手(横浜創学館)が背番号61、同5位・青柳晃洋投手(帝京大)が背番号50、板山祐太郎外野手(亜大)が背番号63を付けることも発表された。

 即戦力の呼び声高い高山は、初めて袖を通したタテジマについて「このユニホームを着る日を楽しみにしていたので、すごくうれしい」と、充実した表情。9番という背番号については「(日大三時代に)甲子園でプレーした時はいつも9番を付けていたので、すごくありがたく思う」と話した。

 背番号42を付ける竹安は「阪神で言いますと下柳さんが一番印象がある。いい番号をいただいたと思います」と、神妙な面持ち。続けて「担当の田中秀太スカウトに『グラブは投げるもんじゃない。大切にしろ』と言われましたので、それを守りたいと思います」と話すと、会場は大きな笑い声に包まれた。

 07年10月1日・横浜戦で、秀太は遊撃で先発。しかし、内野陣にミスが相次ぎ、最後は秀太の失策が“決定打”となって、先発・下柳がグラブをたたきつけて激怒した。このシーンはテレビで何度も取り上げられて有名となり、5日にフジテレビで放送された「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞」で大賞に輝くなど、いまだに強烈なインパクトを誇っている。

 6選手とも立派な体格で、金本監督は「僕が(広島に)入団したのは24年前。(当時と比べて)時代なのか、大きいなという印象ですね。まずは体格面は合格」と笑顔。「プロの世界に入った以上、横一線ですから。1軍で全員がレギュラー、エースになる。そこを期待しています」と、金の卵たちに向けてエールを送った。

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