ゴメス決勝弾 好救援安藤と喜び合う

9回、左越えへ勝ち越しソロを放った阪神 マウロ・ゴメスは手を挙げながら生還する=京セラドーム(撮影・田中太一)
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 「交流戦、オリックス6‐7阪神」(21日、京セラ)

 阪神が6‐6の九回2死から、4番ゴメスが左翼席上段へ決勝の8号ソロを放った。

 外野手は一歩も動かなかった。オリックスの5番手・佐藤達から放った特大の8号。飛距離だけではなく、チームに交流戦の今季初勝利をもたらす値千金の一発だった。

 ヒーローインタビューのマイクを向けられたゴメスは、「サンキュー、グラシアス。あの打席は何とかリラックスして塁に出ようと思った。いいバッティングができ、結果的にホームランになって良かった。狙ってはいなかったが、しっかり芯で捕らえることだけを考えた。勝利に直結するホームランは格別なものです」と語った。

 決勝弾を放ち、ベースを1周したゴメスは、ベンチ前で七回途中から登板し、八回までピンチを防いだ安藤と抱き合い、喜びを分かち合った。ゴメスは「今日は特に安藤さんがいい仕事をしていた。何とか勝ちたかったので、(本塁打が出て)安藤さんのところに行きました」と話した。

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