北の湖理事長、部屋で密葬 思い出の国技館に別れ

 北の湖理事長のひつぎを乗せた霊きゅう車から降車して八角理事長代行(手前右)にあいさつするとみ子夫人=26日午後、東京都墨田区の両国国技館
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 直腸がんによる多臓器不全のため、20日に62歳で急死した日本相撲協会の北の湖理事長=元横綱、本名小畑敏満、北海道出身=の密葬が26日、東京都江東区の北の湖部屋で営まれ、八角理事長代行(元横綱北勝海)や貴乃花理事(元横綱)、鳩山由紀夫元首相ら約200人が参列した。

 密葬終了後、霊きゅう車は墨田区の両国国技館を訪れ、史上5位の優勝24回を誇る昭和の大横綱が思い出の地に最後の別れを告げた。玄関前の広場で出迎えた協会幹部や職員、ファンら約300人が黙とうをささげ、位牌を抱いて降車したとみ子夫人は「皆さんに支えていただき、ありがとうございました」と頭を下げた。

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