浅野PKで代表初得点ジャガーポーズも
「キリン杯・日本7-2ブルガリア」(3日、豊田スタジアム)
後半42分、途中出場のFW浅野拓磨(21)=広島=が代表初ゴールを決めた。
同40分ごろ、右サイドを突破。エリア内で足を引っかけられてPKを奪取した。
自らPKキッカーとなった浅野は、シュートを中央から右側に突き刺した。公約にしていたジャガーポーズも披露し、喜びを表現していた。
試合後は「ゴールでチームの勝利に貢献したいと思っていた。ゴールが取れたことはすごくうれしかったです」と笑顔で振り返った。
この試合には家族も観戦していた。7人兄妹の三男で、家族思いなことでも知られている。「いつも応援してくれてますし、見に来られることも少ないですけど、見に来た試合ではゴールを決めたいと常に思っているので、今日は点を取れて良かったなと思います」と、家族の記念日になったことを喜んでいた。
後半14分からの出場で、得点は決めたが、「パスのずれなど課題は多く見つかった」と得点以外の課題を挙げた浅野。リオ五輪の得点源としても期待されるが、A代表で活躍できる逸材でもある。「もっともっとゴールで日本代表のゴールに貢献できるように頑張ります」と飛躍を誓っていた。