サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」を2011年女子ワールドカップ(W杯)で初優勝に導き、リオデジャネイロ五輪出場を逃して監督を退任した佐々木則夫氏(57)が18日、東京都内で記者会見し「選手たちと世界を目指して仕事をし、結果もある程度出た。これを大きな宝物とし、新たなステージに向けて頑張っていきたい」と晴れやかな笑顔で述べた。
W杯優勝のほか12年ロンドン五輪、15年女子W杯の準優勝など、ともに戦ってきた選手への言葉を求められると「頼りなさそうな私でしたが、よく付いてきてくれた。これからも世界を目指して精進してほしい」とエールを送った。