浦和・関根 五輪最終予選代表アピール

前半、ドリブルで攻め込む浦和・関根貴大=味の素スタジアム(撮影・開出牧)
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 「第95回天皇杯・準決勝、浦和1-0柏」(29日、味の素スタジアム)

 浦和が延長の末1-0で柏に競り勝ち、第86回大会以来9大会ぶりの優勝に王手を掛けた。延長後半12分、途中出場のFW李忠成(30)が頭で決勝ゴールを挙げた。

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選のメンバー入りを狙うMF関根貴大(20)がフル出場で存在感を放った。前半30分、ペナルティーエリア内でパスを受けた関根は切れ味鋭いドリブルでDFを抜き去り、MF武藤へ決定的なクロスを送った。武藤のシュートミスで得点には至らなかったが、その後も右サイドで好機を演出し続けた。

 リオ五輪世代ながら18日に発表された最終予選メンバー21人から漏れていた関根は「選ばれて日の丸を背負って戦う選手になりたい。同世代と同じ夢に向かって戦えるのは幸せなこと。そこに向かって頑張りたい」と、五輪への素直な思いを口にした。

 手倉森誠監督(48)が率いるU-22日本代表は沖縄・石垣市内で合宿中。29日には残り2枠を巡る最終選考も兼ねた紅白戦を行ったが、約1950キロ離れた東京でも関根が最後のアピールを行った。残る2人は30日に発表される。

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