ハリル氏 技術委員長同席「私が要求」

 日本代表メンバーを発表し報道陣の質問に答えるハリルホジッチ監督
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 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が27日、霜田正浩技術委員長を試合中にベンチに入れていることについて説明した。「それは私が要求しました」とし、「(日本に)技術委員長がA代表の横に座る習慣はないのかもしれませんが、私の中では問題はない」と明言した。

 東アジア杯では、試合中継でもハリルホジッチ監督と相談したり、指示を出したりしているように見える姿が映し出されていた。技術委員長は、日本代表の強化責任者で、日本では試合中にベンチに入ることが一般的でないため、批判の声もあった。指揮官は「霜田さんを横に置きたかったのは、選手のことも、環境のことも知っている。そして、グラウンド上の役割も完璧にこなしている」と必要な措置だったと訴えた。

 ただ、監督の専権事項である戦術面については「相談は私にないです。もちろんグラウンド外ではやりますが」と強調した。「1年目は横にいてほしい」と、アドバイザーとして期待した。

 この日はW杯ロシア大会アジア2次予選のカンボジア戦(9月3日、埼玉)とアフガニスタン戦(同8日、イラン・テヘラン)に出場するメンバー発表会見が行われた。同席した霜田技術委員長は、この2試合もベンチに入ると明言。距離感が違うことで、客観的な目で采配を見られないのではないかという点について、「隣に座っていようが上から見ていようが評価はできています」と反論した。

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