川澄ら陸前高田にクラブハウス贈呈

 サッカー日本女子代表のFW川澄奈穂美(INAC神戸)が16日、自身のブログで東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を15日に訪問した際の様子をレポートした。

 チームメートの澤穂希が発起人となって行われたチャリティー活動に川澄は参加してきた。復興支援のチャリティーマッチで得た収益金で建設したクラブハウスの譲渡式を行うため、同市を訪れた。

 復興支援活動に尽力してきた、加藤久氏(磐田GM)やチームメートのMF田中明日菜とともに同市市役所や市内の中学校を訪問。川澄にとっては初めての同市訪問だった。

 中学校のグラウンドに建設された仮設住宅や、プレハブの市役所など、震災の爪痕を目の当たりにした川澄は「『良かった』という表現は間違いかもしれませんが、陸前高田市の現状を見ることができて良かったです」、「陸前高田市のみなさんは笑顔で迎えてくださり、被災地の現状をお話ししてくださいました。本当に感謝しています」と思いをブログにつづった。

 クラブハウスは建物や道路のようなハード面の復興だけではなく、スポーツや健全な生活を過ごすためのソフト面の復興も願って建設された。早速、地元の少年団とサッカーを楽しんだ川澄は「地域のみなさんが集まりスポーツを通じて交流する場になることを心から願っています」とメッセージを送った。

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