日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)と原博実専務理事(56)が28日、都内で全日本女子選手権準決勝を視察後それぞれ取材に応じた。
八百長関与の疑いでスペイン検察当局に告発された、日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)の27日の会見を受け、協会としてあらためて状況を見守る姿勢を示した。監督の進退については明らかにしなかった。
大仁会長は、前日のアギーレ監督の会見を受けて、「内容は聞いている。(協会としては)今までと同じように対応する」と述べた。八百長疑惑の告発が受理され、捜査が開始されるとすれば来年1月ではないかとの話には、「確定はしていないが、我々の調査でもそう聞いている」と述べた。また、アギーレ監督の「有罪までは推定無罪」との考えには、「法的にはそう」と話した。
原専務理事は「告発されて捜査が始まるかどうかという段階。(八百長疑惑について)今は詳しく話せない。われわれとしては、冷静に情報を収集して判断する」と話し、状況を静観する姿勢をあらためて示した。また、「明日(の代表合宿初日に)顔を出す」と、合宿で選手に何らかの説明をすることを示唆した。
来月のアジアカップについて大仁会長は、「前回王者なので優勝してほしい」と話したが、日本代表にとってピッチ外での不安定な状況は続きそうだ。