「国際親善試合、日本６－０ホンジュラス」（１４日、豊田）

　アギーレ監督率いるＦＩＦＡランク５２位の日本は、同６９位のホンジュラスを終始圧倒し、６－０で完勝した。

　前半９分、ＤＦ吉田麻也（サウサンプトン）が頭で先制ゴールを押し込むと、４１分には、ＦＷ本田圭佑（ＡＣミラン）がＧＫとの１対１を左足で決めて、２点目。前半終了間際には、ＭＦ遠藤保仁（Ｇ大阪）が豪快なミドルシュートをたたきこんで３－０で折り返した。

　後半に入っても一方的な展開は続き、開始早々の２分に乾貴士（フランクフルト）、２４分には豊田陽平（鳥栖）がともに代表初得点を決めて、５－０。２９分にも乾がこの日２点目を冷静に決めた。

　日本は、０－４で敗した１０月のブラジル戦先発メンバーから７人が入れ替わり、ブラジルＷ杯のメンバー１０人がスタメン入り。同Ｗ杯以来約５カ月ぶりの代表復帰となった遠藤、ＤＦ内田篤人（シャルケ）らがアギーレ体制で初めて先発に名を連ねた。

　アギーレ監督就任後の成績は、これで５戦２勝１分け２敗となった。日本は１８日、長居でオーストラリアと対戦する。