潮崎GHC初防衛でノア復帰認められた

 「プロレス・ノア」(12日、後楽園ホール)

 GHCヘビー級王者の潮崎豪がシェルトン・X・ベンジャミンの挑戦を退けて初防衛に成功し、ノア復帰が正式に認められた。

 高い身体能力を誇るベンジャミンのパワフルなラフファイトに苦戦を強いられた潮崎。それでもファンの熱い声援を味方につけてケサ斬りチョップの連発などで反撃し、リミットブレイクから豪腕ラリアットをたたみ掛け、30分超の熱闘に終止符を打った。

 ノアのエースで社長だった三沢光晴さんの命日を翌日に控えたこの日は、追悼セレモニーが行われた。場内に掲げられた三沢さんの遺影が見守る前でノアの至宝を守る大役を果たした潮崎は「後楽園で、三沢さんの前でこのベルトを手にして、すごく感動しています」とファンにあいさつ。そして、「一つお願いがあります。ノアを一度出て行った人間が言うのは違うかも知れませんが、田上(明)さん、丸藤(正道)さん、ノアのみなさん、ファンのみなさん、オレをノアに入れてください。よろしくお願いします」と、ノア正式復帰を懇願した。

 これを聞いた丸藤がリングに現れると、しばらくにらみ合った2人。丸藤は無言ながら潮崎を三沢さんの遺影の方へ向けさせ、潮崎の肩にノアのジャージを羽織らせて、復帰を認める意思表示をした。

 これを受けて潮崎は「これからはノアの潮崎豪として、このGHCの誇りを守っていきます。自分の地元、熊本にも、そしてみなさんにも元気を、光で照らしていきます」と宣言した。だが、その後、鈴木軍の前王者・杉浦が現れ、イスで潮崎をめった打ち。「リマッチだ、リマッチ、クソッ」と吐き捨てて次期挑戦者に名乗りを上げた。

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