ボクシング 王者・拳四朗が初防衛戦

初防衛戦を迎えた拳四朗
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 「ボクシング・日本ライトフライ級タイトルマッチ」(14日、後楽園ホール)

 前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者・拳四朗(けん・しろう、24)=BMB=が200グラムアンダーの48・7キロ、挑戦者で同級1位の角谷淳志(30)=金沢=は48・8キロでパスした。

 昨年12月、前王者の堀川謙一(SFマキ)を判定で下した拳の初防衛戦。「コンディションはいいです。倒すパンチの練習をしてきたので、カウンターをうまく出したい」とKO防衛をイメージしている。

 14年8月のデビューから6勝(3KO)無敗。WBCユース世界ライトフライ級王座も獲得しているが、目標はもちろん世界タイトルだ。「年内に世界戦がやれればいいと思います。そのためにも、ここはKOで勝って強いところを見せたい」と意気込む。

 世界ライトフライ級王座には、WBAに田口良一(ワタナベ)、IBFに八重樫東(大橋)と、2人の日本人選手がいる。中でも田口とはスパーリングで3度、手を合わせている。「相手はだれでもいいです。もちろん、日本人でもいい。いつでも、どこでもできれば」と先を見据えた。

 13年にWBC世界ライトフライ級王者、アドリアン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦(4回TKO負け)したキャリアを持つ角谷は「コンディションはバッチリ。もうこんなチャンスは巡って来ない。ラストチャンスと思ってやる」と、気迫十分だった。

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