拳四朗“百裂拳”で天下獲りだ
「ボクシング・10回戦」(12月27日、大山崎町体育館)
ボクシングの日本ライトフライ級1位・拳四朗(けん・しろう、23)=BMB=が王者・堀川謙一(35)=SFマキ=に挑む同王座戦が23日、発表され、京都府の同町で両選手が会見した。
ホープ、拳四朗の父で会長の寺地永氏(51)は日本、東洋太平洋の元2冠王者。野口進-恭、カシアス内藤-内藤律樹に続く日本3例目の父子日本王者は通過点に過ぎない。プロ5戦5勝(3KO)のサラブレッドは「これを獲らないと世界に行けない。絶対に勝つ」と誓った。
人気漫画「北斗の拳」の主人公から命名。武器はケンシロウの「北斗百裂拳」ばりの左の高速連打だ。会場のある同町は豊臣秀吉が明智光秀を討った「天下分け目の天王山」で知られる古戦場。必殺奥義で「天王山」を制し、天下獲りへ進撃する。





