山中慎介、思い出の地での初試合へ

ポーズを決める山中慎介(撮影・佐々木彰尚)
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 「WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦」(3月4日、島津アリーナ京都)

 10度目の防衛戦に臨む山中慎介(帝拳)が24日、都内のジムで練習を公開した。フィリピン人のフライ級世界ランカーとの2ラウンドのスパーリング、ミット打ち、サンドバッグなどでたっぷり汗を流した。

 「(減量は)あと2キロですね。この季節は落としやすい。寒いけど、夏と違ってエアコンに気を使ったりせず、ストレスなく練習できます」と、したたる汗をぬぐった。

 高校(南京都高=現京都廣学館高)時代を過ごした京都では初めての試合について「いろんな思いがよみがえってくる。京都で成長したので、たくましくなった姿を見せられるのは力になります」と、気持ちを高ぶらせる。

 挑戦者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)は、世界戦で河野公平、亀田大毅に判定勝ちしている。「倒しにくい相手ではあるけど、ダウンもあるし、自分のパンチが当たれば倒れると思う」と自信を見せた。ソリスは25日に来日する予定。

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