辰吉ジュニア第3戦決定、3連続KO宣言

 ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(45)の次男・寿以輝(19)=大阪帝拳=が7日、大阪市内で会見し、プロ第3戦を12月19日、エディオンアリーナ大阪で脇田洸一(25)=クラトキ=を相手に4回戦を行うことを発表した。

 スーパーバンタム級(55・3キロ)で行った4月のデビュー戦、バンタム級(53・5キロ)7月の第2戦をともに2回KO勝利。今回は中間の54・4キロ契約で、今後の適正階級を見極めていく。

 脇田はプロ3戦2勝1敗、オーソドックス。大阪帝拳の吉井寛会長によれば「特別な特長はない、普通のタイプ」と説明した。

 「任してください。倒します」と寿以輝は3戦連続KO宣言。先週まで都内の帝拳ジムに出稽古し、調整も順調。会長は「前へ前へ出て自分から仕掛けるボクシングをやっている。ボクサー辰吉の変わった姿を楽しみに」と、期待した。

 メーンを務める同僚の日本スーパーバンタム級9位・中沢奨(22)は渡部大介(ワタナベ)と8回戦を行う。プロ入り7戦7勝(4KO)ながら、ここ

2戦は苦戦の判定勝利。初の日本人対決へ「アマチュア経験がある選手。僕もアマチュアでやってプロでやっている。プロの意地を見せたい。KOで倒したい」と意気込んだ

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