大みそか ミルコが石井と再戦も

 IGFは4日、大みそかに両国国技館で開催する「INOKI BOM-BA-YE 2014」の概要を発表し、IGF王者ミルコ・クロコップ、ジョシュ・バーネット、ラマザン・エセンバエフの参戦を明らかにした。

 都内で会見した宇田川強イベントディレクター(ED)によると、全10試合強の予定で、メーンはミルコの初防衛戦になることが濃厚。対戦相手には8月にミルコに敗れて王座を失った石井慧、かつて激闘を繰り広げた藤田和之、鈴川真一らの名前が挙がっているという。

 ろっ骨を骨折し、今月に予定されたM-1北京大会でのセルゲイ・ハリトーノフ戦をキャンセルした石井との交渉は続けているとし、宇田川EDは「8月の終わり方が(流血による)レフェリーストップ。完全決着じゃないだけに、石井選手が行くのが順当なのかなと思う。ケガの状態を見て。石井選手はM-1で勝って、はずみをつけてミルコに臨みたいと思ってたはず。何としても実現させたいのでは」と再戦を有力候補とした。

 11年の大みそかに出場したバーネットは、GENOME(プロレス)ルールでの参戦の可能性もあるという。宇田川EDは「個人的には奥田啓介、橋本大地ら若手とやっても面白いと思う」と話した。

 また、「Road to INOKI BOM-BA-YE2014ファンフェスタ」という無料イベントを12月1日に後楽園ホールで行うことが決まった。

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