イチ爆発、2年ぶり51度目4安打
「ブルワーズ6-9マーリンズ」(18日、ミルウォーキー)
マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・右翼」で出場し、5打数4安打2得点、1盗塁。13年7月28日のレイズ戦以来、通算51度目の1試合4安打以上の固め打ちで打率は・260となった。また日米通算安打を4197本(日本1278本、メジャー2919本)とした。五回の二盗で日米22年連続2桁盗塁もマークし、日米通算696盗塁(日本199盗塁、メジャー通算497盗塁)とした。
前日は5打数無安打と見せ場をつくれず、悔しい思いをしたイチロー。この日は、初顔合わせの右腕クレイビーに対し、初回1死走者なしの打席は遊撃内野安打。1ストライクからの2球目、145キロの外角高めツーシームを三遊間へ放ち、快足を飛ばして一塁を駆け抜けた。後続の適時三塁打で先制のホームを踏んだ。
3点リードの二回2死一塁の打席は右飛。2ボールからの3球目142キロのツーシームを振り抜いたが、ライナー性の打球はフェンス手前のアンツーカー部分で押さえられた。
7-0の三回2死一、二塁の好機は中前打。カウント2-2からの6球目、126キロの外角低めカーブをライナーでセンター前へ運んだ。
3点リードの五回2死二塁の場面は2番手右腕、ゴーフォースから遊撃内野安打。2ボール1ストライクからの4球目、151キロの速球を叩きつけ、遊撃手の送球がわずかに逸れる間に一塁を駆け抜けた。次打者の2球目には今季10盗塁目となる二盗を成功させ、日米22年連続2桁盗塁をマーク。プラドの適時打でこの日2度目の得点を記録した。
5点リードの七回2死走者なしの場面では左中間二塁打。4番手右腕、クネイベルに対し、カウント2-2からの5球目、153キロ速球を鋭く弾き返した。
試合は、マーリンズが快勝し、3連勝を飾った。
