「パイレーツ５－２マーリンズ」（２７日、ピッツバーグ）

　マーリンズのイチロー外野手（４１）は３点を追う九回２死一、二塁の場面で代打で途中出場し、投ゴロ。打率を・２８８とした。

　マーリンズは２点リードの七回２死走者なしから中継ぎ陣の乱調で５点を失い、逆転を許す嫌な展開。５試合連続で代打で起用されたイチローは、２－５の九回２死一、二塁の場面でパイレーツの抑え右腕、メランソンに対し、１ボール２ストライクからの６球目、１４３キロの内角カットボールを打って出た。しかし、投手の右側にバウンドした打球は阻止され、最後の打者となった。

　イチローが５試合連続でスタメンを外れるのは開幕直後以来。２点リードの七回１死一塁の場面では、先発右腕コールに対する代打に備えて万全の状態で待機したが、首脳陣は右打者のＤ・ソラノを起用した。今季はここまで代打で２０打席に立ち、打率・２７８（１８打数５安打２四球）。先発出場２４試合は打率・２９０（９３打数２７安打８四球）

　チームは今季５度目のスイープ（同一カード３連戦、または４連戦全敗）の屈辱。借金は１２まで膨らみ、シーズンのワーストを更新した。