【サンディエゴ共同】米大リーグ機構(MLB)の競技運営の最高責任者を務めるジョー・トーリ氏は9日、2020年東京五輪で野球の復活が有力になったことを歓迎する一方で「レギュラーシーズン真っただ中の夏場にトップの大リーガーを派遣するのは難しい。議論が必要になる」との見解を示した。
MLBは野球の普及を目的にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を推進中だ。同氏は「WBCは世界で予選が行われ、多くの人にトップレベルの野球を見てもらえる。今や五輪の代替大会ではなく、存続させる必要がある」と意義を説明する。