【ボート】松本峻が児島で水神祭

大時計前で行われた松本峻(左)の水神祭(右は同期同県の田中宏樹)
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 「ガァ~コカップ」(22日・児島ボート)

 2Rで松本峻(24)=116期・福岡・B2=がデビュー85走目にして初勝利。大外6コースからコンマ01のトップSを決めると、内の抵抗をものともせず、まくり切った。レース後は水面に飛び込み、大時計前で水神祭が行われた。前検日から好感触だった松本は「吸い付きが良くて乗りやすい。Sの起こしもいいからSに集中して行った。最初から最後まで全速」と振り返った。

 父親が好きだったボートレースを志したのは中学生時代。学生時代はバスケットボール部に所属していた。昨年5月に福岡でデビュー。「先輩の島田一生さんや池田剛規さんから、もっとSを行かないと駄目。速いSではなく、コンスタントに好Sを決めるようにと言われた。今回は速すぎたけど、Sを行くことの大事さが分かった」と改めて先輩の教えをかみしめていた。また、「Sを行く攻めのレースでまずB1を目指す」と今年の目標を掲げた。

 児島は初勝利が多いことで知られる水面。1月7日の6Rでは、松本と同期の入海馨が水神祭を飾ったばかり。「入海の初勝利はJLCで見て知っていた。田中宏樹も今節勝ちます」と震える寒さの中、ともに水面に飛び込んで祝福してくれた未勝利の同期へエールを送った。田中も好素性機を手に好感触を得ているだけに、今節2人目の水神祭が行われるかにも注目だ。

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