【未勝利戦】高額馬ロイカバードが初V、武豊「ディープに似ている」

 「2歳未勝利」(29日、京都)

 13年の当歳セレクトセールで、2億4000万円(税抜き)の高値で落札された良血馬ロイカバード(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎)が、京都芝1800メートルを舞台に行われた3Rの未勝利戦で初勝利を挙げた。

 8日の新馬戦こそ、同セールで2億3000万円(税抜き)の値をつけたサトノダイヤモンド(牡2歳、栗東・池江泰寿厩舎)の2着に敗れたが、この日は好スタートから中団の外に控えて、直線に向くと手応え良くスパート。先に抜け出したG1レース7勝馬ウオッカの第3子タニノアーバンシー(牝2歳、栗東・角居勝彦厩舎)を1馬身差とらえた。

 鮮やかな末脚に、武豊騎手は「(父の)ディープインパクトに似ているね」と納得の笑み。「きょうは負けられないと思っていた。(初戦とは違って)良馬場だったし、外回りコースも良かった。距離が延びても平気だと思う。上を目指せる馬」と素質をたたえる。また、松永幹夫調教師も「ホッとした。ローテについてはこれから考えます」と満足そうだった。

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